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動画を分析してPDCAを回すポイント

今回は企業サイトと同様に動画マーケティングでも重要な効果の測定の仕方、PDCAを回すポイントをご紹介していきたいと思います。

2020年から起きたコロナウイルスの感染拡大の結果、これまでの広告手法が通用しなくなったり、

これまで安定だと思われていたビジネスが苦境に立たされたり、大きな変化がありました。

その中でも、一番注目する変化がインターネット利用の急増です。2020年から「おうち時間」や「STAY HOME」などと言われ、

インターネットの利用が急増しました。仕事も「テレワーク」や「ZOOM」「ウェビナー」など大きな変化があり、ますます利用が増えています。

その結果、一気に広がったのが動画広告の数です。実際にYoutubeの視聴者数は増加したと同時に動画広告の数も一気に増えました。

視聴者も今ではすっかり動画広告も見慣れ、広告を出すだけでは成果を出すのは難しくなってきています。

入念な計画と分析を行い、PDCAを回していくことが必要です。

PDCAとは?

PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことによって、継続的に改善していく手法のことです。

Plan:計画する

目標を設定して計画を作成する段階のことを言います。

DO:実行する

P(Plan)で建てた計画を実際にやってみる段階のことを言います。テストをしながら少しずつ実践していくのがコツです。

Check:評価する

計画に沿って実行できたか評価する段階のことを言います。計画した時の予想と比較して分析して評価します。

Action:改善する

C(Check)の段階で評価した結果を検討して改善を行う段階のことを言います。

PDCAはサイクルなので、スタートもエンドもありません。最後のActionで改善した時点をベースラインとしてより良い解決策を探し続けていくのです。

動画を分析する指標

入念な計画と分析が大事と話しましたが、その動画の効果をどのような形で見ていくのか、測定する方法を決めておかなければいけません。

それぞれの企業の目的やビジネスによって異なりますが、動画の基本的な効果測定の指標としては以下のものがあげられます。

  1. 再生回数:動画が何回クリック・再生されたかの総数
  2. ユニーク再生数:何人の人が再生したか
  3. 1回あたりの平均視聴時間:総視聴時間÷総再生数
  4. 1人あたりの平均視聴時間:総視聴時間÷ユニークユーザー数
  5. 視聴率:再生数÷PV数
  6. 再生率:再生時間÷動画コンテンツの尺
  7. 再生完了率:最後まで再生した数÷総アクセス数
  8. 瞬間視聴率:瞬間視聴数÷総視聴数
  9. 瞬間離脱率:瞬間離脱数÷総離脱率
  10. 誘導キーワード:動画の参照検索キーワード
  11. 動画のCV貢献数:動画経由のCV数/サイト全体のCVR

この他にもSNSへの拡散数などもありますね。

色々とありますが、まずは「再生回数」「ユニーク再生数」「一回あたりの平均視聴時間」「一人あたりの平均視聴時間」から動画そのもののアクセスの統計を見てみます。

公開した動画が曜日や時間によってアクセスされた違いはないのか、SNSの投稿などでアクセスが増えたかなどを確認することができます。

しかし、動画単体だけでは判断するのは難しく不十分です。自社のコンテンツとして良かったのか悪かったのか、という視点で見ることが大切です。

視聴時間は動画ならではの重要な指標

中でも視聴時間は重要視した項目です。目的によることもありますが、アピールしたい商品が出てくるのが30秒過ぎで平均視聴時間が10秒だった場合、

ほとんど効果がなかったということになります。

動画の解析方法

それでは動画の効果をみる指標として実際に測定を行うにはどうすればいいのでしょうか。

一番身近なところで簡単に分析できるのが「Youtube Studioアナリティクス」です。

再生回数はもちろんのこと、動画へのアクセス元データ(サイトや検索ワード)、アクセスユーザーの属性、動画の共有先データなど

無料で活用するには十分な機能が備えられています。

最後に

様々な効果や測定方法などを紹介してきましたが、あくまでも動画は何かの目的を果たすための手段の一つにすぎません。

企業サイトによって活用方法も違ってくるので、それに応じた動画の活用方法も変わってきます。

Webサイトのコンテンツとして動画を載せている段階から、動画の設計を緻密に行うマーケティング的な視点での活用が必要になってきているのが、

動画マーケティングの重要な部分だと思います。

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