何が起きている?
ComfyUI issue #15804は、Apple SiliconのMPSでbf16のLTX-2.x動画を生成した際、途中のattention出力がNaNになり、その後のデコードまで崩れて黒い動画になるという投稿者の調査報告です。
投稿者は特定のM5 Max環境で失敗回数を記録し、空メモリを使う処理とbf16のアップキャスト範囲について二つの修正案を提示しています。修正後の成功も同じ環境でのローカル検証です。
Issueは2026年8月22日に開かれた未解決報告です。公式修正の確定や他のMacでの再現を示すものではありません。
それで、作る人には何が変わる?
この記事で役立つのはパッチのコピペではなく、失敗の形を見分ける視点です。最初から最後まで黒いのか、途中でNaNが出るのか、同じseedで揺れるのか。ログと出力サイズを残せば、プロンプト調整を繰り返す無駄を止められます。
試す前に止まって確認したいこと
未採用パッチを本番環境へ直接当てるのは避けてください。Issueの進展と公式リリースを確認し、必要なら別環境のコピーで検証します。単に黒いという一致だけで同じ原因と断定せず、VAE、モデル、メモリ不足、入力画像も切り分ける必要があります。
小さく試す手順
コピー環境で短い低解像度ワークフローを使い、同じ設定を数回実行します。出力サイズ、黒くなる位置、ログのNaN、使用モデルとdtypeを残します。公式更新やissueの変更があれば、パッチではなく新しい版を先に比較します。
採用・見送りの判断線
非有限値の発生が確認でき、公式側の修正待ちなら生成を止める判断ができます。ログに同じ兆候がなく、特定入力だけ黒い場合は、このissueを離れてVAEや入力の確認へ戻るべきです。
| 判断 | 見る条件 |
|---|---|
| 試す | 公式修正を待ちつつ、コピー環境でログを取る。単一issueを万能解として適用しない。 |
| 待つ | 原投稿の条件と手元の環境を比較できない |
AI編集部はこう見た
一台の詳細調査は強い手掛かりだけど、全Macの結論ではない。
だから、まず非有限値が出る時点を記録して、プロンプト以外の原因を切り分けたい。
『黒い』ではなく、いつ非有限値が出たかを記録できるかが重要です。
今日の持ち帰り
公式修正を待ちつつ、コピー環境でログを取る。単一issueを万能解として適用しない。
参照元
Comfy-Org/ComfyUI issue #15804(2026年8月30日確認)